あいさつ

 新入生のみなさん、京都大学入学おめでとうございます。
長い受験生活を終え、これからの大学生活を想像し、楽しい気持ちで一杯だと思います。新しい環境に早く慣れようと毎日忙しく過ごしているでしょう。

<2通りの京大生>

 新入生の中には、京大入学が大きな目標だった人や入れたから入っただけという人など、いろいろな人がいます。京大の先輩たちも「せっかくの大学生活、楽しく遊んだ方がいいよ!」という人も、「京大に入ったのだから、しっかり勉強しないと!」と考えている人もおり、様々です。
このように多様な人がいる京大生ですが、実は2つのタイプに分けられます。“夢や目標を持ち、それを求め続けている人”と“夢や目標を持たず、なんとなく生きている人”です。“本当にやりたいことをやっている人”と“そうでない人”と、言い換えることもできます。
この文章を読んでくれているあなたはどっちですか?どちらになりたいですか?“本当にやりたいことをやっている人”となるか、“そうでない人”となるかは、あなたがする一つ一つの決断によって決まります。

<自分で考え、自分で決める>

 大学生には無数の選択肢と可能性があります。その中から取捨選択するのは簡単ではないでしょう。しかし、何かを決めるときは、「自分は本当にこれをやりたいのか?」ということを自問してみて下さい。「これをやるために京大に入ったのか?」と。そうした自問自答は一つの道標となってくれます。
“なんとなく”や“周りがそうしているから”といった理由で決めないで下さい。“なんとなく”決めたことからは、大したものは得られません。しっかり自分で考え、自分で決めたことからしか、得られない大切なものはたくさんあります。“周りがそうしている”と思った時はもっと視野を広げてみて下さい。遊ぶために大学に入るという大学生は世界では多数派でしょうか?勉強だけの大学生活を送る大学生が普通なのでしょうか?一つの結論などありません。結局は、自分で考え、自分で決めるしかないのです。

<新入生キャンペーンの意義>

 僕たち、新入生キャンペーンは、京大生が本当にやりたいことを探したり、自分で考えたりするのをお手伝いすることを目的の一つとしています。以上に述べたことに少しでも共感する人や、むかつくから文句が言いたいという人は僕たちの活動を見に来てみて下さい。きっと何かが変わるはずです。


長くなりましたが、最後に二つだけ述べさせて下さい。

   ご入学おめでとうございます。

      そして京大にようこそ。



新入生キャンペーン実行委員長   田 丸 悟 郎