体育会とは
京都大学体育会は、昭和24年に当時の学生自治会から独立・発展して結成された、今年で69年の歴史を数える組織です。「学内スポーツの振興」をその目的とし、所属団体への活動援助や体育会員への体育活動の場の提供を行っています。
前者については、50種目、55の所属団体をゆるやかな有機的結合のもとに統括し、金銭・物品面での援助、戦績・活動内容の管理共有、スポーツや団体運営に関する意見交換・共有などを行っています。また後者については、サッカーなどのスポーツ大会、スケートツアーなど、体育会員を対象とした多様な事業を展開しています。各部からの要望を汲み取り、大学に働きかけていくのも重要な活動の一つです。
京大運動部は2008年度も、例えばボート部や硬式テニス部など、様々な部活が功績を遺しました。特に、関西リーグを制覇し、全日本選手権にてファルコンズ(社会人1位)相手に接戦を繰り広げた男子ラクロス部の活躍は素晴らしいものでした。京大運動部には、セレクションで選ばれる私大強豪に対しても打ち勝ってきた伝統と歴史があります。経験者も熟練者もそう多くない京大がなぜ私立に勝つことが出来るのか。それは京大生がスポーツを多面的な視点で眺め、思考を技術に昇華することができるから、また「自由の学風」のもとで、自分が・仲間が求めるものをとことん追求できる風土があるからでしょう。
新入生の皆さんには自分の成長の機会として、ぜひ体育会クラブに入部してもらえたらと思います。
2018年5月31日 京都大学体育会幹事