高度計算
●(例)2km先に行きたいとき
あなたが最大滑空比30の機体に乗っていて、2km先まで飛んで帰ってきたいとします。
安全率を考えて滑空比は20で計算すると、
1km進むためには1000(m) ÷ 20 = 50(m)
が失われる事になります。
2kmの往復には4kmかかるので、往復で必要な高度は
50(m) × 4 = 200(m) であるとわかります。
要するに200mの高度の余裕があれば、
2km遠出して帰ってきてオッケーという単純計算になります。
この例は本当に超単純化して考えたものなので、
だいたいこんなこと考えながらグライダーパイロットは飛んでるんだな、
くらいに思ってください。
さらに、視覚的には円錐を逆さにした安全範囲(すりばち)の中にいるかどうかで判断しています。
下の図のように滑走路から安全率をかけた滑空比の坂道を作り、
それを滑走路中心を軸に回転させた領域、
これがすりばちだと思ってください。
このすりばちの中にいれば、滑走路には安全に降りられます。
実際には下降風や横方向の風を加味して判断しながら飛行します。
・・・ここまで読んで「難しそう」「意味わかんね」と思われるかもしれませんが、
経験を積むことで着実に判断力はついてきます。
その辺は心配要りません。