
写真のような航空機の一種です。エンジンはついてません。
滑空して飛びます。
1m降下する間に30mくらい前にすすみます。
だいたい時速90kmくらいで普段は飛びます。
エンジン音もないため、静かな空中散歩(?)が楽しめます。
O.リリエンタールのグライダーから後様々なグライダーが生まれ、
現在は繊維強化プラスチック製の機体が主流です。
操縦席からの眺めは

こんなかんじ。

空を飛ぶ乗り物は滑空できます。
1m降りる間に進める距離(m)のことを滑空比と呼び、
これがグライダーの場合、他の空飛ぶ乗り物に比べてめちゃくちゃ大きいです。
このため、ゆっくり降りているんですが、長く空に浮いて長い距離を飛んでいられます。
この比率を考えながら、ある高度でどれくらい滑走路から離れていいかを判断しながら飛びます。
京都大学の機体は滑空比40の競技機と滑空比30の練習機です。
最新のグライダーでは滑空比60越えというようなクレイジーな機体も販売されています。
京大の時計台の高さ(32m)があれば同志社大学まで行ける計算です。

ウィンチというワイヤーの巻き取り装置で機体につけたワイヤーを引っ張り上げます。
ワイヤーは高度400〜600mで切り離し、そこから滑空が始まります。
ここをクリックすると離陸の動画に飛びます。
また、直接飛行機に引っ張ってもらう方法もあります。
こちらはウィンチ曳航に対して飛行機曳航と呼ばれています。

なんと!トンビのように上昇気流を掴むことで高度を稼ぐことが出来ます
いい天気と腕さえ有れば1000m、さらにいい時は2000m近くまで上がれます。
高度があれば遠くに飛んでいけます。
うまくなるほど高く、長く、遠くへ飛べる。そんなスポーツです。
条件がいい日はエンジンなしで2時間も3時間も飛んでいられます。
エコですね。
ちなみに滑空距離の日本記録は約1000km、
高度の日本記録は11000m、ほとんど成層圏です。

機体は作っておりません。ドイツなどのグライダーメーカーが造っている製品を購入し運用しています。
現在京大は練習機と競技機の2機を運用しています。
機体の作成はしていませんが、機体の整備は行っています。
頑張ればグライダー整備士の資格も取れるかも!?
京大鳥人間チームはShootingstarsというサークルがあります。
はじめは2人乗りのグライダーで後ろに教官が座り、
前に訓練生が座って1人でできるようになるまで練習します
後ろと前の席の操縦かん等の機器は全て連動しています。
もし訓練生が適切でない操縦をすれば、後席の教官が直ちに補正します。
いきなり単独飛行などというのは有り得ないのでご安心を(^^;)
その後教官のチェックに合格したら、
初めての1人での飛行(初ソロフライト)です(自動車教習所の仮免みたいなもんです)。
大変感動的な行事です。人生180度変わってしまう人もしばしば。
ソロフライトの経験を積み、航空局の自家用操縦士の免許を取れば君もグライダーパイロット。
自由な翼が手に入ります。競技会に出たりしちゃって下さい。
主に岐阜県の木曽川滑空場と大野滑空場、福井県の福井空港で活動しています。
詳しい場所はGoogleEarth用のデータがあるのでこちらをどうぞ。
高速道路で京都から2時間〜3時間くらいです。
そこで学校の授業の無いときに1週間くらいの合宿をしています。(夏休みとか)
体育会でありがちな朝練地獄やダブりの恐怖はありません。
普段は京都のボックス(部室)で操縦方法や航空法、航空工学などを学びます。
部室でのミーティングは月・木の週2です。
鳥人間と違い地面に降ります。
上の動画のように滑空場と呼ばれる場所に離着陸します。
滑空場は芝生の生えた細長いグランドみたいなもんです。
航空身体検査という検査に合格して、航空法に基づき発行される航空機練習操縦許可書をもらえば、
だれでも飛行訓練できます。色盲が強すぎたり、極端に近視だと検査不合格になることもあります。
詳しくは航空医学研究センターのページの「航空身体検査」をどうぞ。
たいがいの場合普通受かります。部員の大半がメガネコンタクトにんげんです。
練習許可書の取得の流れはこちら。
もちろん各種競技会があります。
2年生までは新人戦という競技に参加します。
3年生くらいになりライセンスを取ると、周回競技に参加します。
京大グライダー部のここ数年の戦績は七大戦で優勝、準優勝、
地区大会優勝、同3位入賞、3年連続全国大会出場などです。

コクピットに乗り込み、操縦かんとラダーペダルで・・・
・・・と、これを語ると長くなりすぎるので、
いちどBOX(部室)までお気軽にお越し下さい。
グライダーシミュレーターなどで解説します。
飛ぶ気満々の人には体験搭乗もできる限り調整します。
平日は月・木の18時半から、操縦法や航空工学・法規などの勉強をしたり、のんびりしたりします。
休日の土日や長期休暇(夏休みとか)を利用して合宿を行い、飛行訓練を行います。
ですので、授業とかぶる心配はほとんどありません。
体育会っぽい体力づくりも全くありません。
詳しいことは説明会で!
有利かどうかはぶっちゃけわかりません。ただ、大学時代にやっていたことの話としてはウケはいいらしいです。
過去10年の統計ではANAへの就職内定率は100%です。
過去のOBの就職先:
富士重工業、全日本空輸、トヨタ、デンソー、NEXCO中日本
NTT西日本、カルビー、森永、東証、大橋珍味堂 など