関西では木曽川だけでなく、福井空港でもフライト練習を行い、前者ではウインチ曳航、後者では飛行機曳航を行います。東海・関西以外にも関東・西部(九州)の学生連盟があり、それぞれが各自の滑空場で練習を行っています。
グライダーの練習は、はじめは複座機という2人乗りのグライダーで行います。訓練生は前席に乗り、後席に乗っている教官に操縦を教わります。はじめの目標はとりあえず初単独飛行(一人で飛ぶこと)です。これは練習の結果、教官に一人飛べるという技量を認めてもらって初めてできることであり、その人にとっては後々まで残る記念すべきイベントになります。初ソロ(初単独飛行のこと)は自分の力で飛んでいるということが初めて実感できるときであり、大変感動的なイベントです。
操縦練習を重ね、技能や判断力・知識が整ってくると、グライダーの操縦免許(自家用操縦士技能証明)の試験を受けます。これに合格すればいよいよパイロットの仲間入りです。クロスカントリーや競技会出場など、楽しいグライダースポーツの始まりです。
グライダー部にも競技会がありあます。毎年11月には場周飛行(主に滑空場からの発航、滑空場への進入・着陸)の正確さを競い合う新人戦。
10月には各学連支部内で地区予選があり、それに勝ち残れば2月には全国大会へ出場します。また3月には旧帝大7校(九州・大阪・京都・名古屋・東京・東北・北海道)で7大戦を行います。こういった競技会で優秀な成績を上げることも、クラブの大きな目標です。
グライダーの醍醐味は何といってもクロスカントリーです。はじめの操縦練習の段階では、ホームグランドである滑空場の周囲数キロ以内でしか滑空することはありません。それに対して、ホームグランドを離れ、数10キロ~数100キロ離れた他の滑空場まで飛行したりすることをクロスカントリーといいます。本格的なクロスカントリーは残念ながら日本では難しいものがありますが、小規模のものならば可能です。上達してくると見えなくなるまで遠くに行ってしまうこともしばしばです。このように、本当はエンジンがついているのではないかと思えるほど自然の力を見方にすることができるようになればたいしたものです。
現在KUGCには男13、女2の 計15人が在籍しています。もちろん大学に入ってからグライダーをはじめた人ばかりで、はじめは誰もビギナーでした。目がそんなに良くなくても大丈夫です。部員の中にも眼鏡やコンタクトレンズをつけている人はたくさんいます。ですから「自分には無理かも・・・」とためらう必要は有りません。
自転車に乗るくらいの運動神経さえあれば、グライダーを操縦することは可能です。飛行機に興味をもったら、一度 BOX
に遊びに来てください。一緒に空を飛んでみませんか?